【男性育休】4回に分けて取得可能になる?

現在、厚生労働省で男性育休取得促進のための制度見直しが行われているそうですね。12月24日、制度の見直し案を示しました。新しい制度は、育休の取得方法の選択肢が増えます。様々なライフスタイルに合わせて取得が検討できそうです。一児の父である私が、6ヶ月の育休経験を踏まえて紹介します。

新しい制度案

<目的>
女性の負担が大きい出産直後に男性が育休を取得しやすくする。

<内容>
・子どもが生まれてから8週間以内は、合わせて4週間の休みを2回に分けて取得できる。
・その後も継続して育児を担えるように、出産後8週間以内の2回の取得と合わせて、最大4回に分けて休みを取ることができる。
・育休の申請期限を、原則2週間前に短縮(現在は1ヶ月)。

<その他>
・企業に対して育休を取得しやすい職場環境の整備と育休制度の周知を義務づける。
・大企業には従業員の育休取得率の公表を義務付ける。

選択肢が増えるのは嬉しい

これは妻が職場復帰する時のサポートなどを想定しているそうです。個人的には他の様々な場面で活用できそうだと思いました。
例えば、「育休は長く取りたいけど、この期間だけは仕事をしなければならない。」「出産直後と子どもが動き回って忙しくなる時期、2回に分けて取得できる」など。

取得しやすくなれば良いですね

現在、育休の取得が難しい理由は、制度の問題ではなく、各職場(もしくは日本全体)の風土だと思います。制度が充実して取得率が上がってきているとはいえ、周りを見ると1ヶ月以上の育休を取得している方はかなり少数だと思います。
制度変更などがニュースに取り上げられたりする中で、日本全体の風土も取得しやすい方向に傾き、本当に取得したい人が取得できるようになると良いですね。
(男性育休義務化には反対です)