【男性育休】6ヶ月間の過ごし方-育児だけじゃない!!-【前編】

長男が誕生して6ヶ月間の育休を取得した「つかさ」です。先週、育休期間が終了して会社に復職しました。育休中は自分なりに有意義に過ごせたと思っています。私は育休の期間中をどのように過ごしていたのか、振り返りながら紹介します。

2ヶ月ごとの3ステップに分けて考える

  • 1〜2ヶ月:家庭最適化期
  • 3〜4ヶ月:キャリア見直し期
  • 5〜6ヶ月:復職準備期

大まかにこの3つのステップで6ヶ月を過ごしてきました。
もちろんベースには育児や子どもとゆっくり過ごす時間があって、時間が作れた時に何をやったかという話です。

1〜2ヶ月:家庭最適化期

育休後半に時間を作るためにも、前半で家庭の状態を整えます。
「環境・手順・お金」この3つで説明します。

<環境>
赤ちゃんと過ごすのに最適な環境づくりをします。我が家は、コロナの影響で生まれて3ヶ月は妻の両親の家で過ごしたので、育休がはじまり赤ちゃんが家にきたとき、育児のための環境が作りきれていませんでした。

部屋の模様替えや、必要なグッズを購入したりして環境を整えました。これは皆さん、育休関係なく当たり前にやっていますよね。

<手順を考える>
育児に関わる様々な手順を試して、最適なルーティーンを模索しました。夫婦どちらがお風呂に入れると良いか、どちらが先に入ると良いか、何時に寝て、何時に起きるか、色々試しました。

育休中はその自由度も高いですし、試すための時間もあったので、夫婦で納得のいくルーティーンを見つけましょう。仕事がないからと昼夜逆転生活は良くないです。

<お金>
家族のお金に関することを整理していきます。例えば、家族のお金はどうやって管理して、どうやって引き出して、どのように使うのか。キャッシュフローの整理です。公共料金の引き落とし口座などもここで決めてしまって、自動で精算されるようにします。

その他にも、電力自由化に伴うプランの変更や、スマホのプランの見直し、サブスクの見直しなど、契約全般を見直します。

我が家の場合は、家を購入した後の住まい給付金の申請もまだだったので、実施しました。

固定費の見直しは後々聞いてきます。時間があるうちに重い腰あげて一気にやってしまいましょう。

3〜4ヶ月:キャリア見直し期

育休3ヶ月目にもなると、育児にも慣れて、子どもが寝てる間など自分の時間がある程度確保できるようになりました。
実際はキャリアの見直しというほど大したものではないのですが、3つのことをやりました。

<自分のスキルでお金を稼ぐ>
もし今後、育児のために仕事をやめたら在宅で自分のスキルで報酬がもらえるのか試してみたくてクラウドソーシングサービスでお金を稼いでみました。

私の場合は趣味で音楽をやっているので、その作曲や編曲の技術で仕事を受けて報酬を受け取ることができるのか試してみました。

結果的には3件の仕事を受けて、6万円程度報酬をいただくことができました。時給換算だと2500円くらいでした。

これをやっておくことで、復職後のキャリアを考えるときに選択肢が増えます。私自身は、お金をいただけるスキルがあることは確認できました。仕事の受け方などはまだまだ検討の余地がありそうです。

私は音楽でしたが、デザインや動画編集、ライター、ライバーなどなんでも良いです。1円だけでも会社に頼らず、ネットで稼ぐ感覚を掴んでおくのは良い経験になります。

<FP試験>
ファイナンシャルプランナー3級の試験を受けました。目的はお金に関する知識を増やすためです。合格するためではなく、勉強するために勉強したのが重要なポイントです。お金に関するリテラシーが上がりました。

税金なんかのことについても改めて、考えるきっかけになりました。扶養や手当てなど、申請の仕方が変わるだけで、お金がもらえることが多々あります。知らなきゃ損する、日本の制度の難しいところですよね。

<プログラムの勉強>
興味のあった42TokyoのPiscineというテストを受けてみました。コミットする時間が確保できず結果的には落ちてしまいましたが、斬新なカリキュラムとオンラインでのやり取りで新しい世界を見ることができました。

この頃は色々やりながらも「半分終わってしまったか…」と少し寂しい気持ちと謎の焦りが出てきます。この後の復職に向けての過ごし方は、後編に続く…