「自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」を読んで夫婦対談(前編)

子育てのためのとても良い本を見つけました。わかりやすく、納得の内容だったので、妻にも勧めました。それぞれ読了したので、我が家の育児はどうするか夫婦で対談しました。前後編に分けてお送りします。読んだ本はこちらです。

※Kindle unlimitedの会員の方は追加料金なしで読めます。

子どもとつながり良好な関係を築くための道標になるようなとても良い本です。子どもへの声かけに悩んでいる方や、子どもつい強く叱ってしまう方…もちろんそうでない方も、ぜひFREE PREVIEWから前書きを読んでみてください。

ほめ方とモチベーション

夫:叱り方に関しては気をつけてたけど、ほめ方は気にしてなかった。褒めすぎてたかも。成果よりもプロセスを褒めるのは実践したい。

妻:確かにそうだった。叱り方に関しても、頭ではわかってても叱っちゃうことがあった。褒め方は気にしてなくて、ただたくさん褒めてあげてた。

夫:褒められることがモチベーションになる子は確かにいると思う。それによって、褒められることが目的になってしまって、本来の興味を失ってしまう。
例えば、絵を書いたことに関して褒めすぎると、絵を書くことより、褒められることが目的になる。そうして褒めてくれる人がいないと、元々は興味のあった絵を描くこともやめてしまう。これはその通りだと思う。

妻:

抜粋「「自分をしっかり持って自立していて、さらに強い意志をもった大人になってほしいけれど、子どものうちは受け身で、従順で大人の言うことを聞く子でいてね。」どう考えても、矛盾していますよね。」

という一文には違和感を持った。大人の言うことを聞けるという前提があって、自立した大人を目指すべきだと思う。言いたいことはわかるけどね。

夫:そうかもね。ただ、それを考えるにもどんな人間に育ってほしいかは共有しておかなきゃだと思った。

どんな子ども(大人)に育ってほしい?

夫:改めて、どんな子ども(大人)に育ってほしい?

妻:ちゃんと話したことなかったね。「優しい子」くらいしか考えてなかったかも。あとは、人の気持ちを考えられる人。

夫:私は好きなことを貫ける子になってほしいな。周りの目とか評価を気にしすぎずに、自分のやりたいことを自分で見つけ出して、没頭してやり抜くような人。
だから色々なものに興味を持てるような環境を作りたい。

妻:完全同意。でも、私自身は周りの評価が気になっちゃう。言いすぎると、評価でしかモチベーションが上がらないくらいかも。周りの人から評価された時しか、やりがいを感じない。上司に恵まれないと人として腐る。

夫:じゃあ、子どもに求めているのと真逆だね。笑

妻:そういう人間が、自分の意志で行動できる子どもを育てることができるのか…どうすれば良いのか…

夫:まさに、この本に書いてある褒め方をすると良いのかもね。
ほめ方の3つのポイント
・成果よりも、プロセス(努力・姿勢・やり方)を褒める
・もっと具体的に褒める
・もっと質問する

例えば、掴まり立ちができた時はどうやって褒める?
悪い例は「もう掴まり立ちできるなんて天才!!」って大げさに褒めることかな。

妻:良い例は「すごいね。毎日ジャングルジムで練習してたもんね。」「転んでも、諦めずに何度もチャレンジしてたもんね。」みたいな感じかな。

夫:すごく良いね。まだ生後9ヶ月だけど、今のうちから褒め方は意識していきたいね。

妻:簡単じゃないけどね…

後編に続く…