【世帯分離】夫婦の世帯を別にすることのメリット・デメリット

婚姻届を提出するときに、同一世帯となり夫婦どちらかが世帯主になるのが一般的です。しかし、それぞれに収入があり別々に生計を立てている場合は別世帯のままにすることができます。世帯分離と言います。

我が家はそのどちらも経験しています。その経験から、金銭面・その他の手続きに関して、メリット・デメリットを紹介していきます。

世帯分離のメリット

別世帯のメリットはお互いが世帯主手当を受けられることです。別世帯にするということは、生計が別。つまり、お互いに収入がある場合だと思います。お互いが会社員の場合、世帯主には世帯主手当が支払われる場合があります。これが夫婦で二重取りできます。

介護費用の自己負担額を軽減を受けられる可能性があります。我が家は介護対象者がいないのでここのメリットは受けられませんでした。

メリットが享受できないなら同一世帯にしておいた方が無難です。

子どもが産まれたら同世帯が良い

別世帯を選択したとしても出産・育児に伴い、産休・育休を取得する予定があるなら、同一世帯への切り替えを検討しましょう。妻が育休中で夫が働いている場合、妻は一時的に夫の扶養に入ることができます。そうすると配偶者控除が受けられます。具体的な金額はシミュレーターサイトなどで確認してみましょう。

https://forme.hiweb-des.com/post-4183/

育休明けは別が良いのか、一緒が良いのか、子供はどちらの扶養が良いのか、シミュレーションが必要です。

行政手続きが面倒になることも

世帯分離をすると行政手続きが面倒になることもあります。同じ住民票に自分と妻と子供の名前が揃って載りません。例えば、私の場合、子どもの銀行口座を作る時に戸籍謄本が必要になりました。同一世帯ならコンビニで住民票を取れば終わる作業でした。

我が家の場合は

結婚の際は別世帯、子供が産まれて、私(夫)の半年の育休開けに同一世帯としました(←メリット、デメリットではなく、子どもが産まれて本当に財布を一緒にしたからでもあります)。別世帯の間、世帯手当が二重にもらえていましたが、色々と先にあげたような面倒もありました。

経験してから思ったのは、よほどメリットがない限りは同一世帯にしておくのが無難そうです。自治体によっては同一世帯を前提に作られている制度などもあるので、子どもが産まれたらきちんと考えておきたいですね。