妻ゆる話

夫が育休中に歯列矯正を始めました。夫は夫で、とても充実した育休をお過ごしのようです。数ヶ月前は親知らずを抜きました。私は歯医者が大嫌いで、歯なんて抜かないに越したことはないと思っているので、過去に矯正はしていましたが、抜歯は一度も経験がありません。抜歯当日、彼は「じゃ、言ってくるわ」とコンビニにいくくらいのテンションで出かけて行きました。元々痛みにはめっぽう強い方なので、何も気になりませんでした。

歯医者が終わったら、息子と夫を迎えに行く約束をしていました。1時間後くらいにLINEが届き、迎えに行くと、歯医者の外のベンチで憔悴しきっている夫の姿が。目は充血しており、ふらついています。

「(料金)いくらしたの?」という問いにも「覚えてない。貧血になってるから、受付で支払った記憶もない」歯が横向きに生えていたとかで、抜くのにも歯を何度も砕かなくてはいけなかったらしく、顎もずいぶん長い間開けっ放しで体重をかけられていたもよう。どうやら凄まじい手術(本人いわく工事)だったようです。可哀想に思う半面、コンビニ行くくらいのテンションで歯医者に向かった事を思い出してクスリとする私でした。ちなみにその日は40℃近い高熱が出て、夫としては全く機能せず。ずっと寝ていました。抜歯後は熱が出るなんて、知らなかった。

次回、ちょっとイラッとする夫の歯の磨き方について。乞うご期待。